慣性

経営者は現状でそこそこ利益が挙がっていれば、リスクを内在する変革を実行するより、現状維持を選ぶ。
意思決定はエネルギーの消耗を伴う。
現状維持には
資源頑強性:経営資源の配分の仕方に伴う
ルーチン頑強性:業務のオペーレーションに係わる。
(ブラックスワン経営学:井上達彦)
この2つに限るのは誤りである。
組織継続性:既存事業を継続するために、それに適した人材を獲得し、教育を施している。
したがって新しい事業を展開するためには新たな人材が必要になる
チャネル結合:仕入れ先や代理店、顧客は既存事業に適したように結合されている。
新しい事業を展開するためにはチャネルの再構築が必要となる。