水圧破砕法

2005年にチェイニー副大統領は、石油ガス業界を安全飲料水法、水質浄化法の適用対象から除外した。
ENCANA社、Wiliams社、Cabot Oil & Gas社、chesapeake社などが参入。


水圧破砕法はハリーバートン社が開発
水とともに536種類の化学物質(腐食防止剤、ゲル化剤、掘削添加剤など。TCMTB、エチルベンゼンなどが添加物)を注入する。
ガス井1本あたり400〜2,700万リットルの水が必要。18回まで繰り返し注入し採掘できる。
採掘は45万本のガス井で行われている。
デラウェア州ニューヨーク州でも数十万本のガス井が掘られる。
79000平方メートルで10万ドルの採掘権譲渡。
トリクロルベンゼンなどが混入し、金属のような味がしたり、色がついたりして、井戸水が飲めなくなった、
井戸水を汲んだ蛇口にガスが混入、火がつく、井戸が爆発したりする、
といった問題が発生。
水圧破砕で使われた化学物質を含む水が採掘回収後、処理されずに野原や小川に捨てられている。

EPAは水圧破砕による環境汚染の調査をしようとしたが関係者が多数いる諮問委員会で調査の必要性を否決した。
業界はロビー活動に1億ドルをかけた。