リコール

トヨタの車のリコールが続いているが、リコールに至らなくても欠陥品が密かに出回っていることがある。
P社テレビ:テレビが映らなくなったので、修理を依頼した。電気店が修理に来たのだが、症状を聞くと状況を見ることもなく、
どんどん部品をバラしていって、パワートランジスタを交換し始めた。本当にそれが原因なのかと思ったが、交換したら
一発で治った。電気店曰く、「これはお客さんの使い方の問題ではありません。寿命です」だって。
件のパワートランジスタは内部では知られた欠陥だったんだろうね。


I社便座:便器の蓋がオイルダンプで、ゆっくり下りてくるようになっていたのだが、オイルを封じているタンクの蓋が接着剤で止めてあり、それが剝がれて油漏れをして、ダンピングが働くなくなった。
メーカーに、保証期限が切れているがと断って、症状を電話で伝えたところ、後日、サービスマンから突然電話があって、近くまで来たので、無償で交換するという。交換されたタンクはパッキン+ビス止めになっており、接着剤で止めるというのが設計上無理であるということが内部では分かっており、そのため保証期限が切れているにも拘らず、無償修理したのではと推測している。


T社ガス風呂がま:スイッチパネルに取り説にないエラーが表示されたので、サービスマンに来てもらったところ、すぐにバラして、ポンプを変え始めた。サービスマン曰く、「ポンプの設計ミスなんですよ。小さすぎたんです」ということのようだ。


K社レーザーポインタ:緑色のレーザが出る機種は少ないので重宝していたが、ボタンを押しても反応しなくなってしまった。こんなところが壊れるのはおかしいと思い、ネットで調べたところ、同じような不具合を訴える人が何人かいた。
保証期間は切れていたが、メーカに有償でいいから修理して欲しいと頼んだところ、取りあえず送って欲しいということであった。ネットでも同様事例があり、スイッチの不良でないかと申し添えた。メーカーから、同品は生産終了しており、修理もできないので、今回に限り、新型番品を交換品として提供するとして送ってきた。メーカーもスイッチに欠陥があることは承知しており、設計変更して、旧製品を廃番いし、新製品を発売したものと思われる。