6DCAD

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東芝は3次元(3D)設計と工程管理をパッケージにした新しいシミュレーションシステムを導入した。
「6DCAD(コンピューターによる設計)」という。
6次元のシステムという意味で、立体的な3D設計技術に、「工事の物量管理」「工程計画」「人員計画」の3つのの3つの要素を加えた。


配管部品の到着が遅れることが判明したとする。工程計画表上の配管工事のスタート時間を後ろにずらすと、ほかの工程を短縮したり、影響が出ないように工事の手順を入れ替えたりするなどして、完成時期が遅れないように全体のスケジュールを調整する。これに応じて、作業人員の数も同時に変更する。作業員が立体映像で実際のスケールを見ながら、手順を把握できるので、利便性は極めて高い。過去の原発建設における作業工数の実績値を集計し、それぞれの工程の正確な工事期間を算出できるようにした。


「建設シミュレーション」、「応力解析」「干渉チェック」「ウオークスルー」などは、すでに実現されているのだろうか。